トイレは例えば朝の通勤時間などでも不足しているととても困りますよね。時間がないと余計に焦ってしまうし、事が事だけに早く済ませたいという心理が焦りと悪循環につながりやすいものです。
そんな事情は日本に残された自然環境下でも同時進行しているようです。産経新聞が2009年12月10日に配信した『高尾山のトイレ増設へ 都、外国人観光客急増に対応』によれば、
『外国人観光客の急増に伴い都の人気スポットとなっている高尾山(八王子市、標高599メートル)でトイレ不足が深刻化していることを受け、都はトイレ増設のため山頂まで下水道を延伸する方針を決めた。
9日の定例都議会の一般質問で公明党の高倉良生都議の質問に答えた。高尾山は平成19年に仏ミシュラン社の日本版の旅行ガイドで最高の3つ星評価を受け、外国人観光客が急増、年間250万人が訪れる都内を代表する観光スポットになった。
現在、山頂にある浄化槽処理式のトイレに加え、繁忙期には仮設トイレの設置を始めたが処理能力を超える状況が続いているという。都環境局の有留武司局長は「山頂には地形的に現行方式のトイレ増設は困難だが下水道延伸で可能」と答弁した。
都は現在、地元の下水道事業を担う八王子市と残る工事費の負担率について協議中で、22年度に敷設調査、24年度中の完成を目指す。』とのことです。
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000072-san-pol
確かにトイレ以外で用が足されるのも、衛生上不潔ですし、なんと言ってもイメージが悪いですよね。
日本を観光立国にしたいのであれば今回の費用負担もやむを得ないことなのかもしれません。ただ単にお金を使うだけでなく、効果も出るようにPRの方もお願いしたいものです。
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