まだまだ新米内閣ということはよーくわかるのですが、それにしても物事が何も進捗しないというのもイライラしますね。船頭多くして船川登らずと言いますが、連立内閣の最大の脆さということでしょうか?
中には普天間基地の問題など国際的にも重要な問題もありますから、あまり「先送りが当たり前」という風潮は歓迎したくないですね。2009年12月7日の時事通信に「党首級会合、8日に先送り=閣議直前決着目指す-経済対策」という記事が載りました。
上記記事によれば、
「政府は7日、2009年度第2次補正予算案に盛り込む追加経済対策の決定に向け、同日に予定していた与党党首クラスらによる基本政策閣僚委員会の開催を8日に先送りすることを決定。
平野博文官房長官が7日午前の記者会見で、「最後の詰めだ。8日午前の閣議の前に基本政策閣僚委を開くべく最後の調整をしている」と説明した。
これに関し、鳩山由紀夫首相は7日朝、「景気が大変厳しいという国民新党の亀井静香代表の気持ちも分かる。ただ、われわれも精いっぱい積み重ねてきた努力もある。」
ということです。
参照元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091207-00000047-jij-pol
ここで重要なのは、先の衆議院選挙で確かに民主党は支持を得たものの、国民新党や社民党は必ずしもそうと言い切れないところです。
であるとすれば、参議院対策のみの連立というのもあまり意味がないようにも感じます。時には白黒はっきりさせることも必要なように思えるのですが。
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